歯医者の滅菌ってどうやってるの?

こんにちは。
鶴瀬駅から徒歩7分の歯科・歯医者「鶴瀬ヒロデンタルクリニック」です。
歯科医院はお口の中の治療がほとんどになります。その為、歯科治療で使用する器具は唾液や血液に触れる機会が多く、それらにウイルスが混入している恐れがあります。
粘膜に触れる器具、コップなどが歯科医院でどのように消毒されているか気になりませんか?
今日は鶴瀬ヒロデンタルクリニックでの器具の滅菌についてお話します。
当医院では使った器具は毎回、
手洗い→超音波洗浄(超音波の振動で細かい汚れをふるい落とします)→患者さまごと、器具一つ一つ滅菌パックに入れる→オートクレーブ滅菌をしています。
すべての工程が大事ですが、もっとも大事なのがオートクレーブ滅菌です。
オートクレーブ滅菌とは
高圧蒸気滅菌機という内部を高圧力にすることが可能な耐圧性の機器を用いた滅菌方法です。歯科医院では欠かせない機械の一つです。
医療先進国のヨーロッパ規格において、オートクレーブの中でもクラス分けがされています。
*クラスN(Naked)一般的な歯科用滅菌機
*クラスS(Special)複雑な形状の器具の滅菌が行える滅菌機
*クラスB(Big)複雑な形状の器具やコントラ、タービンなどすべての器具が滅菌できる最上クラスの滅菌機
このように、クラスBの滅菌レベルは世界で最も厳しいヨーロッパの滅菌基準です。
ヨーロッパでは当たり前のようにクラスBオートクレーブを使っていますが、日本ではまだあまり普及しておらず、一般的な歯科医院で使われている多くが、クラスNになるかと思います。
しかし、鶴瀬ヒロデンタルクリニックでは最上クラスのクラスBオートクレーブを使っています!
レベルの高い滅菌を行い、内部にまで付着したさまざまな菌・ウイルスを除去することで、診療器具を介した感染リスクから患者さまだけでなく、我々スタッフも感染から守られているのです。
そして注射針、紙コップ、エプロン、グローブなど滅菌ができないものは、ディスポーザブル(使い捨て)をしています。
このオートクレーブのおかげで、働いている私たちも安心して自信をもって患者さまに医療を提供できます。
患者さまに安心して治療を受けていただくために、今後も徹底した衛生管理に取り組んでいきたいと思います。
